不妊治療にかかる費用ってどれくらい?助成金制度はどうなってるの?
「そろそろ不妊治療、始めた方がいいのかな…」
そう考えた時に気になってくるのが、
【不妊治療にかかる費用】ではないでしょうか?
「不妊治療に1000万円かけました」
そんな話も耳にしますから、
どうしても不安になってしまう…
そんなこともあるかと思います。
そこで今回は『不妊治療にかかる費用』の目安と、
その助成金制度についてお伝えします。
不妊治療は、大きく分けると、
一般不妊治療
高度生殖医療
この2つに分けることが出来ます。
一般治療というのは…
☆血液検査&卵管造影検査
☆タイミング療法&タイミング療法についてのアドバイス
☆HMG-HCG(FSC-HCG)療法(いわゆるホルモン注射)
※HMG-HCG(FSC-HCG)療法とは?:
卵胞期(排卵前)にhMG(卵胞刺激ホルモン)注射することで卵胞を育てて、
卵胞が大きくなったらhCG(排卵刺激ホルモン)注射して卵を排卵させる治療法です。
☆排卵前の内診
このような検査&治療が「一般的不妊治療」と呼ばれるもので、
保険適用の範囲となるため、医療費は3割負担で済むんです。
病院・クリニックによっても費用が違うため、
あくまでも費用の目安ではありますが、
タイミング療法のアドバイスや診察、注射であれば数百円程度、
排卵前の内診の場合は一回の治療費として約2000円程度となるようです。
また、不妊治療で使用される排卵誘発剤などのお薬は、
基本的には保険が適用されるのですが、
日本国内で認可がおりていない海外の薬を使用する場合…
これは保険の適用外となるため、高額になる可能性があります(-_-;)
なので「使用する」となった時は、
担当のお医者さんと相談してみてくださいね☆
さて問題なのは、『高度生殖医療』と呼ばれる
「体外受精」や「顕微授精」といった不妊治療です。
こちらは一般治療とは違い、
「自由診療」と呼ばれ、【保険適用外】の治療となります。
この「体外受精」や「顕微授精」は、
治療費が病院によっても非常にまちまち。
これは治療を受ける側に合わせて施した
処置の違いによるものです。
というわけで、
あくまでも費用は目安として頂きたいのですが…
▼人工受精 1回あたり1~3万円程度
▼体外受精・顕微授精 1回あたり30万円~60万円
(医療機関によっては約100万円というところもヾ(・∀・;)オイオイ)
と、なかなかの金額となっています(汗)
とは言え、最近は少子化対策として、
各自治体でも不妊治療の助成金を出してくれるようにもなりました。
一回最大15万円の助成金が出るようですが、
条件や金額などは各自治体でも違いがあるため、
お住まいの地域の市役所などに確認してみてくださいね☆
因みに…
2014年4月から国の不妊治療の助成金制度が変わっています。
と、このように年齢や回数に制限がかかりました。
制度の詳細につきましては、
こちらの記事が参考になりましたよ☆
「体外受精まで進んだ場合、費用は幾らかかりましたか?」
ここで興味深いアンケートを紹介します。
不妊治療が体外受精まで進んでしまった女性1000人に聞いた
『不妊治療費 総額幾らかかりましたか?』
というアンケートです。
その結果は…
100万~200万未満 24.8%
200万~300万 15.2%
300万~500万未満 10.6%
500万以上 4.6%
やはり皆さん、高額となっているようですね…
助成金が貰えると言っても、
全額補助というわけでもないですし、
かかりつけの病院や治療行った回数や時間によっては、
【1000万円コース】も、決して大袈裟ではないかも…と思えます(-_-;)
因みに、体外受精が成功して着床した方の割合は…
ピークの25歳前後の女性でも20%程度、
35歳を境に成功確率は下がって10%を切り、
43歳で2.3%
それ以降は…
それにしても…
病院で行う「高度生殖医療」とは、簡単に言うと
『妊娠するまでの流れを医学的に再現した治療』というものです。
その医療の最先端の技術と知識をフルに活用したのも関わらず、
この程度の結果しか出せてないという現実…
でも…でもです。
この結果についてなんですが、
あなた的に不思議だと思えることってありませんか?
『妊娠するまでの流れを再現している治療』なんですよ?
本当なら、もっと妊娠に成功していてもおかしくはないはずです。
そこから見えてくることは、
やはり『妊娠しやすい体質』を取り戻すことの重要性です。
もし仮に―
普通に妊娠出来る女性が体外受精などを行った場合、
どのような妊娠成功率になるでしょうか?
上の数値を下回る結果になると思いますか?
恐らく、もっと高い妊娠成功率になっていたのではないでしょうか?
やはり不妊症を抜け出して赤ちゃんを授かるためには、
普段の生活の中で『妊娠しやすい体』へと体質改善をする
『正しいセルフケア』を行うこと。
これが子供を早く授かるための、
【一見遠回りに見えるけど、実は一番の近道…】
あなたもそう思いませんか?(^―^)
でも、自宅で行う『正しいセルフケア』ってどこで学べるの?
そう思ったあなたは、
短期間で不妊体質⇒妊娠体質となれる改善法
こちらを参考にしてみてくださいね♪
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