【不妊症の定義】あなたは正しく答えられますか?
「不妊症って、そもそも病気なの?」
あなたはこう思ったこと…ありませんか?
結婚しても、なかなか子供が授からない…
でも、やっぱり子供が欲しいな…ってなったとき。
婦人科系の病院に通って検査をし、
不妊治療を始める…というのが一般的だと思います。
不妊治療では病院に通院することになるために、
つい不妊症を病気のように思ってしまうこともあるかも知れません。
でも、「不妊症の定義」を調べてみると
日本産婦人科学会では…
「妊娠を望んで避妊をせずに性交しているのに
2年以上妊娠しない状態」
(参考:http://www.terumo-womens-health.jp/trouble/6.html)
とされていて、【不妊症=病気】などではなく、
理由を問わず「子供が授からない」という『状態』
これを「不妊症」と呼んでいるわけです。
ネットなどで不妊症について調べてみると、
専門サイトの中ようなところでも、
不妊症を病気として扱っているようなところも見受けられますが…
正しい「不妊症の定義」というのは、
子供が授からない『状態』のことを指していて、
決して病気などではない…ということなんです。
もちろん、
子宮や卵管などの病気が原因で妊娠出来ない…
といった場合もありますが、
それも病気が原因で妊娠出来ない『状態』なわけで、
決して【不妊症=病気】というワケではありません。
この不妊症は病気なのか、病気ではないのか?という
認識の違いについてですが…
一見、どちらでも大した問題では無いように思いますが、
【不妊症=病気】という誤った認識を持ってしまうと、
不妊症は病院の不妊治療でなければ解決出来ない…と、
【不妊治療絶対主義】のような視野の狭い思い込みに
陥ってしまう可能性もあります(-_-;)
確かに子宮や卵管などに病気があるとわかった時は、
病院で治療を受けるということが、
時間を無駄にしない「最善の解決策」でしょう。
でもその反面…
【不妊治療不妊】という言葉もあるように、
不妊治療が原因で子供を授かることが
なかなか出来ないような状況に陥ることもあります…
また、【原因不明の不妊症】と呼ばれる状態があるように、
病院の不妊治療というものは、絶対なんかじゃありません(-_-;)
そもそも、
妊娠するプロセスを再現している「体外受精」を行っても、
妊娠しやすいとされる20代でも約20%、
30代半ば以降からは10%前後しか妊娠することに成功していませんからね…
(参考データ:【あさイチ】『本音で語る不妊治療』【NHK】)
なので、まずは『病院の不妊治療は絶対ではない』ということを認識し、
【不妊治療絶対主義】に陥らないように注意すること。
と同時に、
あなた自身『妊娠しやすい状態』に変えるためには、
どうしたら良いのか?と考えて、
『妊娠しやすい体質作り』を学んで実践していくことが
大切になってきます♪
不妊症は『病気』ではなく『状態』であるとすれば、
原因を取り除くことで
『妊娠しやすい状態』へと変えることも出来る
ということですからね(^^)
不妊治療に頼りきるのではなく、
「妊娠体質になるためのセルフケア」
これを学んで自宅でも取り組んでいくことが、
『不妊症早期克服の鍵』となることを覚えておきましょう☆
~この記事のまとめ~
【不妊治療絶対主義】に陥ることなく、
状況に応じて病院で不妊治療を受けることも視野に入れつつ、
『妊娠しやすい体質作り』に、前向きに取り組むことが大切